先日、
8歳(小学校3年生)の
息子の参観日に
行ってきました。
平日の午後、
仕事を抜けて
小学校へ。
廊下には
保護者の方々がずらり。
子供たちは
少し緊張したような顔で、
静かに後ろを
チラチラ見ていました。
(可愛い年ごろです!笑)
そして、
授業が始まりました。
テーマは
「国語辞典の引き方」。
先生の号令で、
子どもたちは机から
分厚い国語辞典
を取り出し、
「この言葉の意味を
調べてみましょう」
そう言われて、
みんなが一斉に
辞書をめくり
始めたんですが・・・

それを見て
私は心の中で思わず
「・・・今どき、辞書って使う?」
とツッコんで
しまいました。笑
漢字や意味が
分からなかったら、
スマホに入力したら
0.5秒で
意味が出てくる
この時代。
社会に出て、
重たい辞書を
開く場面って、
どれだけあるでしょうか・・・
もちろん、
紙の辞書にしかない
良さもあるのは
分かっています。
でも
実用性を考えると、
うーん。
少しモヤモヤしました。
で、
この話は横に置いておいて。笑
私が
一番感じたモヤモヤは、
授業そのものの
“受け身感”。
先生が
一方的に話し、
生徒は静かに聞き、
言われたとおりに動く。
まさに
「ザ・日本の学校」
の典型的な風景。
このとき、
私の頭に
ふとよみがえってきたのが、
以前
オーストラリアで過ごした
1年間の
ボランティア体験です。
私は
現地の小学校を
2校かけもちで、
ボランティア
アシスタントとして、
何度も授業に
入っていました。
授業のスタイルが
まず全然違うんです。
オーストラリアの
小学校の教室に入って
最初に驚いたのは、
生徒たちが
「自由に動いていい」
という前提のある
空間だったこと。
机に座って
前を向く
のではなく、
先生の周りの床に
座って輪になったり、
机がコの字型に
配置されていたり、
グループ形式に
なっていたり
とにかく
ディスカッションするという
意見の交換がメイン。
そして、
先生が問いかけると、
ほぼ全員が
「はい!」と
手を挙げます。
誰かの発言には
「なるほどね〜!」
「自分もそう思う!」
「他の意見もあるよ!」
と自然に反応が返ってきて、
また
他の子たちが
次々と手をあげる。
まさに、
発言することが楽しい、
という空気が
流れていました。
発言の内容は、
もちろん
完璧じゃありません。
でも、
誰もそれを
否定しないし、
間違いを
笑う人もいません。
むしろ
「よく言ったね!」と
先生が必ず
肯定的に返すんです。

一方、
日本で。
息子のクラスでは、
先生が
「何か気づいたことある人?」
と聞いても、
シーン・・・
静かな時間が流れて、
ようやく
ぽつぽつと数人が
ゆっくり手を挙げる。
5~6人
くらいでしょうか?
発言する子は
いつも決まっているような
感じで、
大多数の子は、
静かにただ聞く姿勢で
周りを見ている
というような感じでした。
もちろん、
手を挙げた子が
素晴らしくて、
手をあげていない子が悪い
というわけではありません。
「正しいことを言わないといけない」
「間違ったら恥ずかしい」
「変なことをいいたくない」
そんな
無言のプレッシャーが、
教室を包んでいたように
感じて
私はその瞬間に、
強く思いました。
この文化が、
「英語を話せない
マインドブロック」
を作っているんだと。
英語を話すって、
間違えないこと
じゃない。
「伝えようとすること」が
一番大切なんです。
でも、
日本の教室では、
「正解を言わなきゃ」
「間違えちゃいけない」
という雰囲気。
これじゃ、
大人になってからも
「英語、話したいけど・・・怖い」
ってなるのは当然です。
私たち大人がいま、
英語を話すことに
抵抗があるのは、
単語や文法の
知識が足りない
からではなく、
「間違えたら恥ずかしい」
「笑われたらどうしよう」
という、
子どもの頃から
植えつけられた
“文化的な刷り込み”のせい
かもしれません。
だからこそ、
今、
変えるべきなのは「やり方」
じゃなくて「考え方」。

完璧じゃなくてもいい。
間違えてもいい。
大事なのは、
「伝えよう」とする姿勢。
思ったことを
口にすることが、
まず一歩なんです。
「子どもには間違っても
いいって教えたい」
って思っていても、
口で言うだけでは、
伝わらないんですよね。
だって、
子どもって、
大人の“言葉”じゃなくて
“大人の背中”を
見て育つから。
だからこそあなたが、
勇気を出して話してみる。
間違えてもとにかく
伝えたい思いを
全面に出す。
「恥ずかしいな・・・」
って思っても、
大丈夫。
その一歩が、
自分の中の
“無意識の壁”を壊す
はじまりになります。
そしてそれが、
次の世代の
「新しい当たり前」になる。
あなたの一歩の勇気は、
次の世代がもっと自由に、
もっと楽しく英語を使える
未来へとつながっていくはずです。
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