海外で紛失シリーズ第二弾!
今度は、まぎれもなく私の話です。
何度も海外に行っている私が
初めて携帯をなくしてしまいました。
正直、心臓がギュッと縮まるような、
そんな瞬間でしたが、
そこには
英語を学んでいて本当によかったと
心から思える出来事があったんです。
===
リトリート二日目の朝、
私はリトリート参加者さんと
セブの英語の先生への
インタビューを収録したのですが、
自分の昔の携帯を撮影用に使っていました。
楽しく撮影も終わり、
皆さんをお見送りした後、
一人でタクシーを使って
ショッピングモールへ移動し、
お昼を食べていました。
そのとき、ふと気づいたんです。
「あれ・・・?ない・・・?」
その撮影用の携帯が
見当たらなかったんです。
何度も何度も
手持ちのバッグを確認しました。
全部のものをひっくり返して
探すけどないんです。
正直、
携帯本体を失くしても
痛くも痒くもない。
けど、それには大切な「データ」が
たくさん入っていて、
まさにお金には代えられない
「失ってはいけないもの」でした。
一気に血の気が引くような、
焦りと不安。
でも、幸いなことに、
普段使っているスマホは
手元にありました。
私はすぐに冷静になって、
「さっきどこにいた?」と
自分の行動を一つひとつ
思い出しました。
さっき撮影をした場所か?
タクシーか?
いや、
タクシーの可能性が高いな・・・

ここで一つ、
本当に助けられたことがありました。
私は移動に
「Grab(グラブ)」という
タクシーアプリを使っていたのです。
このアプリでは、
乗車履歴が残っていて、
ドライバーさんと
直接やりとりもできます。
これがもし、
普通の流しのタクシーだったら
連絡の取りようがなく、
携帯が戻ることは一生なかったかもしれません。
すぐにGrabアプリを起動し、
ドライバーさんに連絡が取れました。
私「Did I leave my phone there?」
(私の携帯、そこに忘れてない?)
ドライバー「Oh yes! Where are you?」
(はいありますよ、今どこにいます?)
私「XX mall」
(XXモールです)
ドライバー「I’m in the YY area right now with another customer. Once I drop them off, I’ll come to where I dropped you off.」
(今YYという地域にいて別のお客さんを乗せているから、それが終わったらそこに向かうね、降ろした場所にいくね)
よかったーーーー!!
そしてなんと
親切なドライバーなんでしょう!!!泣
一気に心がほっとしました。
そして、思い出しました。
私は乗車中の約15分間、
ドライバーさんと
たくさん英語で会話をしていたことを。
「どこから来たの?」>「日本だよ~」
「Ohayo Gozaimasu!」>「わぁ!発音いいね!
ちなみにこの国の言葉で “Good morning” って
何て言うの?ありがとうは~?」
そんなふうに、
楽しく笑いながら話していたんです。
名前も伝えたし、
いろんな会話を交わしました。
そのおかげで、
ドライバーさんは私のことを
しっかり覚えていてくれたんです。
正直、ドライバーさんが
私の携帯を見つけたとしても、
「知らない」「見てない」と
嘘を言うこともできたはず。
見つけても無視してしまうことも、
できたはずです。
でもその方は、
わざわざ遠く離れた場所から、
私のいるところまで
携帯を届けてくださったんです。
私がもっと早く気づいていれば、
戻ってきやすかったと思いますが、
私はモールに着いてから
しばらくして気づいたので、
その間にドライバーさんは
次の乗客を乗せて遠くまで
行ってしまっていました。
それでも戻ってきてくれた。
これは、短い時間の中でも、
信頼関係が少しだけでも築けたからだと、
私は思っています。

もし私が英語を話せなかったら?
何も伝えられなかったら?
顔も覚えてもらえなかったかもしれない。
そもそも
ドライバーさんと連絡が取れても、
きちんと事情を説明できなかったかもしれない。
そう考えると、
英語が話せるって
本当に大きな力だなって、
改めて思いました。
もちろん、
完璧な英語じゃなくていいんです。
伝えようとする気持ちと、勇気と、
そして「練習してきた言葉たち」が、
いざというときに
私たちを守ってくれるんです。
今回の経験を通じて、
私は強く思いました。
「トラブルのときこそ、
英語が本当に必要になる」と。
焦って、どうしていいか
わからなくなるような状況でも、
英語で助けを求め、自分の意思を伝え、
問題解決の糸口をつかむことができる。
英語は単なる“言葉”じゃなくて、
人生のトラブルから自分を守るツールでもあるんだと、
身をもって感じました。
だから、
英語を学ぶあなたへ、
私はこう伝えたいです。
「勉強が思うように進まなくても、
あきらめないで!
自信がなくても、
今できる言葉を声に出してみて」
その一言が、
誰かとの信頼をつなぐかもしれないから。
一緒に、
英語を人生の味方にしていきましょうね!
私の失敗談が
あなたへの勇気に変われば幸いです。
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