ゴールデンウィークが
終わりましたね、
いかがお過ごしでしたか?
私は
少しお仕事もありましたが、
日中は子どもたちと
たっぷり過ごしました。
公園で走り回ったり、
家でカードゲームをしたり、
バタバタしながらも、
笑い声の絶えない、
幸せな日々でした。
ある一日、
子どもたちと一緒に
映画『ドラえもん』を
観に行きました。
今回のタイトルは
「のび太の絵世界物語」
ドラえもんの
「はいりこみライト」
という道具を使って、
のび太たちは
ある絵の中に入り込みます。
その世界が
なんと
中世ヨーロッパの世界。
そこで色々な物語が
繰り広げられていくのですが
のび太はある少年と出会います。
その少年は
絵がとても上手で、
のび太は思わず聞きました。
「どうしたら、
そんなにうまく描けるの?」
すると
その少年は、
少し驚いたような顔をして、
でも優しくこう言ったんです。
「絵に上手いも下手もないんだよ。」
すると
のび太はスネたような
顔をして聞きました。
「じゃあどうしたら
君みたいな絵がかけるのさー?」
その少年の答えは
こうでした。
「大好きなものを、
だーーいすきーーー!!
って気持ちで描けば、
それでいいんだよ。」

私は
このセリフを聞いた瞬間、
胸がぎゅっとなりました。
ああ、
そうだよねって、
まるで
自分に言われたみたいに
感じたんです。
のび太は、
その言葉に
背中を押されるように、
自由に絵を描きました。
ちょっといびつで、
形もバランスも変だけど、
カラフルで、見ていると
なんだか笑顔になれる
ドラえもんの絵。
その絵が、
物語のクライマックスで、
未来の帝国を救う
きっかけになります。
そして
現代に戻ってきた
のび太の家で、
その絵を見たお父さんが
こう言いました。
「この絵、すごくいいなあ・・・。
書いた子が
本当に好きだったって気持ちが、
ちゃんと伝わってくる。」
私は
この場面に心が震えて、
気がついたら
涙が出ていました。
そのとき、
ふと思ったんです。
英語も、
まったく同じだって。
私たちは
つい
「正しく話さなきゃ」
「うまく言わなきゃ」
と思ってしまいます。
でも本当は、
英語も
“伝えるための道具”
でしかない。
大好きなもの、
大切にしていること、
心が動いた瞬間
それを、「伝えたい!」
っていう気持ちが、
いちばん大切なんです。

発音が
完璧じゃなくてもいい。
文法が
ぐちゃぐちゃでも大丈夫。
ネイティブみたいに話せなくても、
ぜんぜん問題ない。
「あなたの言葉で、
あなたの気持ちを、
あなたらしく伝えること。」
それが
“英語を話す”
ということなんです。
あなたは
誰かのように
なる必要はありません。
ネイティブに
なろうとしなくていい、
誰かとも
比べる必要もない。
あなたの中にある
「好き」や「大切」を、
あなたの言葉で伝えようとする
その姿勢。
それだけで、もう
「英語を話せている」のです。
だから、
英語に対して「まだ話せない」
なんて思わないでください。
こののび太のように、
ちょっと形がいびつでも、
不器用でも、
心からの
「だいすき!」をのせた言葉は、
ちゃんと、まっすぐ、
相手に届きます。
英語も同じです。
あなたの中にある思いを、
あなたの言葉で伝えようとする
その姿勢こそが、
本当の「伝わる英語」。
だから大丈夫。
あなたの言葉、
あなたの声は、
きっと、ちゃんと届きます。
まずは
「伝えたい」という
その気持ちを、
大切にしてみてくださいね。
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